KurocoEdgeについて

概要

KurocoEdgeは、CDNのEdgeサーバーに展開される、プログラマブルなEdgeProxyです。
ドメインの設定をKurocoEdgeのDNSサーバーに向けるだけで、アプリケーションのリクエストにカスタム処理を追加したり、潜在的にキャッシュされたレスポンスを追加したりすることができます。バックエンドへのラウンドトリップを必要とせずにカスタムロジックを追加できるため、動的コンテンツの高速化が実現します。
KurocoEdgeの機能は、キャッシングなどのCDN機能だけでなく、ヘッダーのCRUD、ボディの置換、CSSセレクタを使用した強力で簡単なHTMLコンテンツの解析、データクローリング、リダイレクトなどの条件に基づく操作といった、リバースプロキシとCDNによる高速化の機能を組み合わせたものです。

KurocoEdgeのすべての設定と機能は、Kurocoの管理画面から設定することができます。
また、KurocoEdgeの機能はKurocoをCMSとして利用する必要なく、独立して利用可能です。

主な機能

認証関連機能

• DNSの設定を変更するだけで、すぐに認証機能を追加できます。
• 既存のシステムを改修する必要はありません。

SEO関連機能

• HTMLに挿入されるSEOタグをマーケターが直接管理できます。マーケターによるサイトのコーディングは不要です。
• マーケターはKurocoEdgeの管理画面からコンテンツを変更し、A/Bテストを実施できます。

Shadow API

• HTMLの解析とJSONファイルの作成をし、サーバーサイドの変更不要でHTMLの編集が可能です。
• データはフロントエンドのJavascriptに簡単に渡すことができます。

Kuroco WAF

• DNSリバースプロキシを利用した、容易に利用開始できるWAF機能です。
• 業界のベストプラクティスに従ったセキュリティルールが事前に設定されています。

他にも様々な機能を持っています。

KurocoEdgeに向いている人

• コンテンツ（メタタグ、構造データなど）の調整が必要だが、サーバーのコード変更に時間をとられてしまうマーケター。
• わずかなスタイル（CSS）の変更を行う必要があるが、システム修正のハードルの高さに邪魔をされるUIデザイナー。
• CROまたはSEOの目的として、簡単に分割テストを設定したいマーケティングチーム。