KurocoEdgeにおけるシステム制約
影響が大きい可能性があるもの
- 適用したいドメインの所有者である必要がある
- アクセス元のIPアドレスがX-forwarded-forに設定される
- レスポンスのタイムアウトが最大60秒
- KurocoEdgeでの編集出力は常にUTF-8で出力される。(対応を調整中)
- 原則、HTTPSが利用される。HTTPでのリクエストはHTTPSでのリクエストにリダイレクトされる
- HTMLが壊れている場合には、CSSセレクタが正常に動作しない場合があります
対応方法一覧
問題 | 影響 | 対応方法 |
---|---|---|
適用ドメインのDNSレコードを変更できない | KurocoEdgeを適用できない | 利用不可 |
バックエンドサーバでIP制限をしている | バックエンドサーバに対してKurocoEdgeのIPアドレスからアクセスが来る | X-forwarded-forを利用する・KurocoEdgeでIPアドレス制限をする |
レスポンスに60秒以上かかるページがある | レスポンスがタイムアウトでエラーになる | そのページはKurocoEdgeを利用しないドメインで処理する |
SJISやEUC-JPでページが表示されている | HTML編集などで日本語の出力が文字化けする | KurocoEdgeでHTML内のエンコードの記述を変換する |
HTTPのみで動作しているページがある | HTTPSにリダイレクトされるが正常に表示されない | 該当ページは利用不可 |
HTMLが壊れているページがある | CSSセレクタが正常に動作しない | テキスト置換などで代用する |
影響がある可能性があるもの
- png/jpg/jpeg/gifの拡張子のファイルでキャッシュが有効に設定されている場合で、webpが利用できるクライアントへのレスポンスは自動的にwebpに変換される
- png/jpg/jpeg/gifの拡張子のファイルでキャッシュが有効に設定されている場合で、画像自動変換用のパラメータが自動的に有効になる
- TLS1.2/TLS1.3のみが利用可能
- ルールでキャッシュの設定をしない場合には、レスポンスヘッダーにcache-control: private, no-storeが自動的にセットされる
- 下記の場合は自動的にgzip/Brotli圧縮されたレスポンスが適用される
- Fastlyの他のサービスと併用する場合には、Service chainingが適用されますが、Loop detectionなどでエラーになる場合があります。問題が発生した場合にはサポートまでご連絡ください。
ファイルの拡張子:
css js html eot ico otf ttf json svg
コンテンツタイプ:
text/html application/x-javascript text/css application/javascript text/javascript application/json application/vnd.ms-fontobject application/x-font-opentype application/x-font-truetype application/x-font-ttf application/xml font/eot font/opentype font/otf image/svg+xml image/vnd.microsoft.icon text/plain text/xml
- 以下のバックエンドサーバからのレスポンスヘッダーは、以下のように自動的に変換される。ただし、ルールで再セットすることは可能。
元のヘッダー名 | 変換後のヘッダー名 | 説明 |
---|---|---|
x-cache-hits | x-kuroco-backend-x-cache-hits | キャッシュにヒットした回数 |
x-cache | x-kuroco-backend-x-cache | キャッシュにヒットしたかどうかなど |
last-modified | x-kuroco-backend-last-modified | コンテンツの最終更新日時 |
age | x-kuroco-backend-age | キャッシュの生存期間(秒) |
cache-control | x-kuroco-backend-cache-control | キャッシュの有効期間などの設定 |
etag | x-kuroco-backend-etag | コンテンツを識別する識別子 |
サポート
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