静的変数を使用する
想定作業時間:7分
概要
KurocoEdgeでは、ルールのアクション内で静的変数を定義できます。
定義した静的変数(文字列)は、{$variable}の構文を使用してアクションの設定内で利用できます。
学べること
静的変数を定義する
デプロイ一覧から、下書き状態のデプロイバージョンをクリックして開きます。
ルール一覧横の[追加]をクリックします。
(または、静的変数を定義したい既存のルールIDをクリックします)
このチュートリアルでは、レスポンスセクション内に静的変数を作成します。 レスポンスタブで[アクション追加]をクリックします:
[条件/変数]のドロップダウンメニューを開き、[項目追加]をクリックします。
ドロップダウンで条件の一覧が表示されるので、[静的変数]を選択します。
[変数追加]をクリックすると、静的変数の「変数名」と「値」のフィールドが表示されます。
このチュートリアルでは、名前が my_static_variable
、値が test_value
とする静的変数を作成します。
以下のように入力し、[更新する]をクリックして静的変数を保存します。
フィールド | 入力 |
---|---|
名前 | my_static_variable |
値 | test_value |
静的変数を使用する
定義した静的変数は、基本的にアクションの「実行」セクションで使用します。
「条件/変数」のセクション内では、「変数の値をチェックする」項目でのみ、静的変数を使用できます。
このチュートリアルでは、ヘッダーにセットする値として静的変数を使用してみます。
まずレスポンスタブから[実行]のドロップダウンメニューを開き、[項目追加]をクリックします。
ドロップダウンメニューが開くので以下の設定をします。
項目 | 値 |
---|---|
項目設定 | ヘッダー |
操作 | セットする |
ヘッダー名 | StaticVariableheader |
値 | {$my_static_variable} |
「ヘッダー名」フィールドをクリックすると、一般的なヘッダー名がドロップダウンで表示されます。独自のヘッダー名を作成したい場合は直接入力してください。
設定が完了したら、ページの左下にある[更新]ボタンをクリックして変更を保存します。
静的変数を確認する
定義した静的変数の値がヘッダーの値に渡された事を確認します。
デベロッパーツールを開き、Networkセクションに移動し、ページを読み込むと、設定したヘッダー(staticvariableheader)が「Response Headers」のセクションで確認できます。
値が静的変数で定義したtest_value
になっていることを確認してください。
以上が静的変数を作成・使用するための手順です。
静的変数を定義することで、後で簡単に呼び出せる値を保存することができます。これにより、値を繰り返し記述する必要がなくなります。
サポート
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