サーバが重いときや障害が起きたときにソーリーページを表示する
想定作業時間:5分
概要
KurocoEdgeを使用して、サーバが重いときや障害が起きたときにソーリーページを表示する方法を説明します。
前提条件
本チュートリアルは、以下ビギナーズガイドで説明しているKurocoEdgeアカウント作成とバックエンドの作成が完了していることを前提としています。
学べること
以下の流れでサーバが重いときや障害が起きたときにソーリーページを表示する設定をします。
ルールを作成する
サイドメニューの[KurocoEdge] > [デプロイ一覧]をクリックします。
下書きのデプロイを選択します。
画面右上の[クローン]をクリックします。
デフォルトバックエンドに、自身のサイトの表示を変えるで追加したご自身のサイトのURLを設定します。
ルール一覧部分の[追加]をクリックします。
レスポンスタブをクリックします。
[アクション追加]をクリックします。
条件 / 変数
「条件/変数」の[項目追加]をクリックし、以下のように設定します。
項目 | 設定 |
---|---|
項目設定 | HTTPステータス |
HTTPレスポンスコードのパターン | 504 |
HTTPステータスパターンは正規表現です。そのため、もちろん504は意図通りに機能しますが、5..
(または5.*
)を入力して500から599のエラーコードをテストすることも可能です。これにより、複数のエラーを一度にカバーする単一のルールの作成が可能です。
実行
「実行」の[項目追加]をクリックし、以下のように設定します。
項目 | 設定 |
---|---|
項目設定 | 簡易レスポンス |
HTTPステータス | 503 Service Unavailable |
ボディ | エラー画面の内容をHTML形式で入力します。 このチュートリアルでは、デフォルトで「sample」となっている部分を <p>申し訳ございません。お客様がアクセスしようとしたページに一時的なエラーが発生しております。</p><p>詳細に関しましては、example@test.com までお問い合わせください。</p> という文言に変更しています。 |
ヘッダー | 編集不要です |
既にエラーページの準備があり、そちらにリダイレクト処理をしたい場合は項目設定をリダイレクトURL
にして302 Temporary Redirect
とリダイレクト先のURL
を設定します。
動作の確認をする
ルールが適用されると以下の表示がされます。
ステータスコードも設定した503になっています。
上記のキャプチャは動作の確認のため、同様の処理を404に対して作成して取っています。
KurocoEdgeのルールが適用されるのは設定した条件(504のHTTPレスポンスコード)のレスポンスがバックエンドサーバから返ってきた場合です。
バックエンドサーバーの問題により、KurocoEdgeがまったく接続できない場合はエッジ設定で設定したエラーページHTMLが表示されます。
以上の設定で、504エラーが発生した場合に、「実行」の部分で指定したページが表示されるようになります。
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